宅建は役に立たない無駄な資格?なぜ無駄だと言われるかを解説【納得の理由】
- 宅建は無駄だって言われたけど、なんで?
- 宅建を取ったら良いことあるの?
- 宅建は将来AIに代えられるかな?
こんな疑問に答えます。
現在ボクは現役の宅建士で、2022年度の合計取引額は1億3千万円でした。
そんなボクがなぜ宅建が無駄と言われるのかを徹底解説します。
宅建が無駄と言われている理由が分かる
宅建は無駄な資格ではない理由が分かる
宅建の将来性が分かる
宅建はとっても無駄だと言われる理由3選
宅建を取ると宅建士になることができます。
そして宅建士には独占業務がありますが、売上に直結しない資格です。
ここがポイントです。
①不動産会社では宅建士でない優秀な営業マンがたくさんいる
宅建士はお客さんがいて初めて発揮できる資格です。
ですのでお客さんを連れて来れる営業マンの方が宅建士よりも強くなります。
なぜなら会社に利益をもたらしてくれるからです。
この資本主義的考えが宅建は無駄と言われる理由です。
②宅建を持たない優秀な営業マンが負け惜しみで言っている
①のお客さんを連れて来れる営業マンで、宅建を持っていない人もいます。
「宅建なんて無駄」は
この人たちのひがみ文句です。
「宅建なんて持っていなくても稼げるから大丈夫、宅建なんて無駄」
といった感じです。
③宅建士の希少価値が低い
宅建は毎年合格者が3万人くらい出るので、希少価値がないと思っている人がいます。
実際に宅建士になって分かりましたが、宅建を持っている方は意外と多いです。
ですので、あまり価値がない資格だから無駄と思う人が中にはいるということです。
不動産屋は宅建士よりもお客さんを持ってる人が強い
不動産会社では、お客さんを連れてくる宅建を持たない優秀な営業マンがいますが
同じように宅建を持たないブローカーや紹介者といった人たちもいます。
宅建を持たないブローカー
不動産ブローカーは、宅建を持たないため知り合いに土地を紹介して報酬を得る人たちです。
実質行動するのはブローカーから紹介された不動産屋です。
ブローカーは情報提供や人を紹介して高い報酬を得ています。
こういった人たちも宅建を持たない優秀な営業マンと一緒で、宅建なんて無駄だと思っています。
宅建がない紹介者
土地を紹介して、コンサル料などといった名目で報酬を得ている会社もあります。
もちろん宅建業者ではないので、不動産屋に紹介して報酬を得るかたちです。
この人たちも同様に、宅建なんかいらないといったことを思っています。
宅建の資格をとるメリット5つ
宅建士になり人生が好転したボクが、宅建の資格をとるメリットを5つご紹介します。
- 就職が有利になる
- 転職が有利になる
- 資格手当がつく
- 年収が高い仕事に就ける
- 自分の家を買ったり借りたりする時に役立つ
就職が有利になる
宅建は国家資格でもメジャーな資格ですので、持っているだけで就職に有利になります。
不動産関係の会社なら尚更喜ばれます。
不動産会社でなくとも、国家試験を合格しただけ評価してくれます。
転職が有利になる
宅建を持っていると、不動産会社への転職はかなり有利になります。
独占業務ができるメリットは大きいです。
しかし中には独自の考えを持っている不動産会社もあります。
「不動産業界未経験者」といった募集をしているところです。
こういった不動産会社では宅建を持っていて、業界未経験は最高の志願者です。
宅建士は40歳でも需要があります。
ボクは40歳で宅建士になり転職しました。
資格手当がつく
宅建は国家資格ですので、大きい会社のほとんどで資格手当がつきます。
相場は3万円くらいです。
3万円あれば少しゆとりのある生活ができますね。
年収が高い仕事に就ける
宅建資格保有者で一番年収が高いのは、インセンティブのあるハウスメーカーの営業マンです。
その中の優秀な営業マンの年収は、1千万円は余裕です。
また小さな不動産屋さんでは、自分でとってきた案件の報酬の半分をもらえるところもあります。
もちろんどちらもハードルは高いですが、高収入を狙える仕事に就くことができます。
自分の家を買ったり借りたりする時に役立つ
宅建では、アパート・マンションといった賃貸住宅に関しても学習します。
その中で仲介手数料や原状回復といったことも学べます。
また建築基準法といった建物に関する専門的な内容も勉強するため、自分が住むことろを探しているときは大いに役に立ちます。
宅建士の将来性はあるのか
昨今の市場の流れはとても早く、予想がつきにくくなっています。
そんな中、宅建士の将来性はあるのでしょうか?
これから深堀りしていきます。
宅建士には設置義務と独占業務があるから強い
不動産会社の事務所には絶対に宅建士が必要です。
ですので宅建士は必ず必要になります。
また宅建士しかできない独占業務があるため、不動産取引においてとても重宝されます。
不動産の需要は将来性がある
これからの日本は人口が減っていきます。
しかし、人口が減ったからといって土地や建物がなくなることはありません。
空き家等が増えれば、それにまつわる宅建士の仕事も増えてきます。
そして相続や贈与といった不動産の動きも増えてきます。
こういった仕事でも宅建士は活躍できるため、将来性は十分あります。
宅建士はAIに代替えされにくい
AIの進化が著しいですが、宅建士がAIに変わることはないです。
なぜならば、土地や建物といった不動産は、人の感情が大きく関わるからです。
この感情はAIではカバーできません、
人と人、人間同士の関係でなければ築けない関係です。
ですので宅建士がAIに変えられることはないでしょう。
宅建に関するQ&A
宅建に関するQ&Aになります。
ぜひ参考にしてください。
Q.宅建とるとどんな仕事ができるの?
A.宅建士は不動産業務の独占業務ができます。
Q.宅建は独学でも合格できるの?
A.宅建は独学でも合格できます。
Q.宅建の勉強費用はどれくらい?
A.約1万円〜約30万円です。
- 市販の参考書・問題集で勉強する独学 約1万円
- webや紙媒体・DVDで勉強する通信講座 2万から10万円
- 資格の学校に通学して学ぶ方法 15万から30万円
Q.宅建の難易度はどれくらい?
A.国家資格の中ではやさしい方です。
Q.宅建で人生は変えられる?
A.変えられます。
宅建試験に合格するおすすめ講座
宅建試験の勉強方法は下の3つがあります。
- 市販の参考書と過去問題集での自宅学習
- 通信講座での自宅学習
- 資格の学校での通学学習
結論を言うと、どれでも合格は狙えます。
しかし、本気で一発合格を狙うのであれば通信講座か資格の学校です。
ボクは独学一発合格しましたが、教材は通信講座の中古を使いました。
コスパでいうと、やはり計画的に学習できて質の良い教材の通信講座がおすすめです。
その中でもアガルートアカデミーはおすすめですね。
なんとアガルートアカデミーでは合格すれば講座代金が「全額返金」されます。
ボクはアガルートの中古教材のおかげで試験に合格できました。
まとめ
宅建試験の難易度は、国家資格の中ではやさしい方です。
しかし実際には、毎年83%の人が落ちる試験です。
簡単ではありません。
しかも昨年度の2022年度においては、受験者数が最多となっており難易度も上がっています。
この中で合格するにはきちんとした教材と計画が大事になります。
そして、これから宅建試験を受ける方は真剣に勉強すればきっと合格できます。
宅建士はおもしろい職業です。
みなさんもぜひチャレンジしてください。