宅建士の資格はどんな職場で活躍できるの?【転職にも有利】
- 宅建士に興味があるけど、具体的にどんな仕事をするの?
- 宅建士を活かせる職業って何?
- 宅建士は転職に有利ってよく聞くけどほんとなの?
こんな疑問に答えます。
宅建士ってよく聞くけど、どんな職業で活躍するのか分からない方もいるかと思います。
この記事では、宅建士が活躍して具体的な職業をご紹介します。
- 現役の宅建士で管理物件の家賃収入総額は月1千万円以上
- 毎年の不動産売買取引総額が1億円以上の不動産マン
- 売買も賃貸もマルチにこなす不動産マン
この記事を最後まで読めば、宅建士が活躍している職業や、転職に強い理由が分かります。
宅建士が活躍する職業
宅建士は、大きくは3つの業種で活躍できます。
これから職業と具体的な仕事内容を解説します。
宅建資格者が一番多い不動産の仕事
宅建資格保持者が一番多いのは不動産業界になります。
ここがボクの本職で主戦場です。
宅建士といえば不動産業が一番メジャーですね。
土地や建物に関する賃貸や売買の取引を行うときに、宅建士による重要事項の説明、記名、契約書の記名が必要になります。
下記が宅建士しかできない独占業務です。
- 重要事項の説明
- 重要事項説明書の記名
- 契約書の記名
※②③は2022年5月に押印がなくなり記名のみになりました。
これが国家資格の宅建士しかできない独占業務です。
この業務を行う時は、宅建士証をきちんとお客さんに見せてから説明します。
最近はオンラインでもできるようになったので、リモートでの契約や重要事項説明もできるようになりました。
オンラインでも宅建士は仕事ができるので、とても魅力的です。
最近はオンラインを使って、副業で不動産の宅建士をされている方もいます。
さらに宅建士は、賃貸や売買だけに限らずマンションなどの管理業務、不動産投資、不動産仲介など不動産に関する幅広い仕事で活躍できます。
特に売買や投資などの不動産取引は、一度に大きな金額が動くので責任も伴いますが、人と住まいを繋ぐとてもやりがいのある仕事です。
また、賃貸や売買などの不動産の取引をする会社の事務所では5人に1人以上、宅建士を置かなければならない決まりとなっています。
専任の宅建士が足りないという事務所も多いので、宅建士の資格を持っているだけで不動産屋では重宝されます。
建設業界での宅建士
建設業界では、建物の販売をするときに宅建業の免許が必要となるため、宅建士が必要とされます。
また、不動産評価などの業務を担当することになれば、宅建士の知識が役立ちます。
ボクの不動産会社にはグループの建設会社があり、そこにも宅建士が数名います。
金融業界での宅建士
金融業界では、銀行などの融資業務において、宅建士が金融商品の提供に関するアドバイスや手続き、不動産評価などの業務を担当することができます。
銀行では不動産の知識があると非常に役に立つため、宅建士を持っていると重宝されます。
実は銀行勤務の方で宅建士の資格を持っている方は多いんです。
宅建士を持っていると転職で有利になる
宅建士は上記の仕事で活躍できるのはもちろん、転職にもとても有利な資格です。
特に不動産業界で宅建士は引く手あまたです。
不動産業界での宅建士の需要
特に不動産会社では、事務所に「5人に1人以上の宅建士を置かなければいけない」と法律で決まっているから宅建士が必ず必要になります。
特に宅建士が不足している事務所では、スキルや経験に関わらず宅建士を持っているだけで「すぐにでも来てほしい!」と言われることもあります。
宅建士が足りていない職場なんてあまりないだろうと思われるかもしれませんが、「宅建士」と求人情報で検索してみてください。
宅建士を募集しているところが数多く見つかります。
それだけ需要があるということです。
「いると助かる」という存在ではなく「いないと困る」のが宅建士なので、転職ではとても有利なポジションがとれます。
不動産業界以外での宅建士の需要
宅建士は不動産業界以外でも転職する時に、とても興味を持ってもらえるという利点があります。
転職する際、履歴書に宅建士と書くと、面接官から
「難しくなかったですか?」
と聞かれたりします。
それくらい宅建士は有名な資格ですので、とっておいて損はしない資格です。
商業高校を出てスーパーで働いていたボクの友人は、20代後半の時に宅建を取得し、金融業界に転職しました。
その時は、宅建の資格を所有していることをアピールしたそうです。
ボクも宅建士の資格をとって、41歳で不動産会社に転職しているので、宅建は転職に有利であることを実感しています。
宅建士は幅広い知識の資格です。面接官も興味を持っている資格であると実感しています。
一度取得すれば職場ではもちろん転職活動にもずっと活かしていける資格です。
まとめ
- 宅建士は不動産業界において、契約や重要事項の説明の独占業務ができる仕事
- 不動産会社では事務所に5人に1人以上、宅建士の設置義務があるため資格を持っているだけで必要とされる
- 不動産業界の他にも建設業界や金融業界でも活躍できる
- 必要とされることが多い資格なので転職活動に有利
- 持っているだけで信頼性が高まり印象がアップする!
持っているとなにかと有利な資格ですので、迷っている方はぜひ挑戦してみることをおすすめします。
ボクの場合は宅建士になり人生が好転しましたから、宅建さまさまです。