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宅建士の難易度や合格率はどれくらい?直近の難易度を徹底調査【必見】

サッコ
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  • 宅建の合格率はどれくらい?
  • 宅建の難易度を知りたいわ
  • 宅建試験に効率よく合格する講座は何?

こんな疑問にお答えします。

日本経済が不安定になってきている現在、資格を取って身を守る人も増えています。

資格を持っていると心にも余裕ができますからね。

ボクも宅建士になってからは、将来の漠然な不安はなくなりました。

今回はかなり有益な記事になってますので、ぜひ最後まで読んでください。

この記事は宅建試験を独学1発合格し、現在は不動産会社で専任の宅建士をしているサッコが解説します。

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宅建士の難易度はどのくらい?

宅建士の2022年の受験者数は226,048人で、過去10年間で最も多い受験者数となっています。

これは日本経済の低迷が大きく関係していて、資格を取って身を守りたいといったことが大きな要因と言えます。

合格者は38,525人で合格率は17.0%でした。

そしてこれからも宅建受験者は増えていくと思われます。

参考:不動産適正取引推進機構 試験実施概況(過去10年間)

宅建士以外の国家資格の難易度

国家資格から見た宅建士の難易度は中くらいです。

どちらかといえばやさしい方です。

ちなみに国家資格は313種類あります。

参考:総務省PDF 国の資格制度一覧

宅建士の過去10年間の難易度

宅建試験の過去10年間の難易度は、上位15〜17パーセントの合格率となります。

受験者数は10年間毎年(平成25年〜令和4年度)増えています。

参考:宅建試験実施概況(過去10年間)

実際に直近の試験をボクが比較してみましたが、難易度は高くなっています。

次で解説します。

宅建士の直近2021年度と2022年度の難易度の比較

実際にボクが2021年度の試験問題(10月度)と2022年度の試験問題を本気で解いて直近の難易度を比較してみました。

2021年度(10月度)の宅建試験の難易度の検証

2021年度(10月度)の試験問題を解いた前提条件は下です。

  • 2021年度の問題は一度も見ていない状態。
  • 2020年度までの過去問集のみで学習。
  • 基礎学習は、YouTube(あこ課長の宅建講座)2020年の動画のみ。
  • 勉強期間、5ヶ月間。
  • 受験者 現役の宅建士

2021年度10月の実際の合格点は、34点 合格率17.9%

ボクが本気で勉強してとった点数 38点

この年は正直、簡単だったと思います。

なぜかというと過去問の内容だけで合格点の34点がとれたからです。

過去問集とYouTube動画だけで十分合格できるレベルでした。

内訳

宅建業法  :18/20

法令上の制限:6/8

権利関係  :8/14

税・その他 :6/8 

権利関係以外、やさしい印象でした。

2021年10月度の宅建試験の難易度は中です。

ひねくれた問題も過去問と周辺知識でカバーできました。

これはあくまでも個人の意見です。

最新2022年度の宅建試験の難易度

2022年度の試験問題を解いた前提条件は下です。

難易度の比較対象を一緒にするため、条件は2021年度のときと同じ条件です。

  • 2022年度の問題は一度も見ていない状態。
  • 2021年度までの過去問集のみで学習。
  • 基礎学習は、YouTube(あこ課長の宅建講座)2021年の動画のみ。
  • 勉強期間、5ヶ月間。
  • 受験者 現役の宅建士

2022年度の実際の合格点は、36点 合格率17.04%

ボクが本気で勉強してとった点数 35点

2022年度は難しかったです。

内訳

宅建業法  :17/20

法令上の制限:7/8

権利関係  :7/14

税・その他 :5/8 

点が取れる宅建業法では、クセのある問題が2問ありました。

法令上の制限はやさしい印象です。

税その他では、過去8年間、毎年交互に出題されていた地価公示法と不動産の鑑定評価の出題が覆りました。予想通りなら不動産の鑑定評価でしたが、地価公示法が出題されました。

2022年度の難易度は高かったです。

結果的に合格点のボーダーが36点になった理由は、受験者の質が上がったからです。

ボク個人の意見ですが、2023年度は過去問集の周回だけでの合格は難しいです。

次で解説します。

2023年度の宅建試験の難易度の推移

ボクの実証も踏まえ、2023年度の難易度は高いと予想します。

理由としては、受験者数の増加が一番の要因です。

とはいえ宅建試験の合格率は決まっているので、受験者数に対しての合格者数の人数は一緒です。

宅建試験を受ける83%の受験者を落とさなければなりません。

受験者数が多いと質の高い受験者が多くなります。

ですので2023年度の難易度は高いと予想します。

しかし勉強法は過去問とその周辺知識といった内容には変わりありません。

これから具体的に解説します。

難易度が上がった宅建試験の対策法

難易度が上がるからといっても尻込みする必要は全くありません。

受験者数が増えているからといっても、そこまで試験の難易度は変わりません。

これから宅建試験に合格する具体的な勉強法を解説します。

専門用語に慣れる

宅建試験は専門用語が多いです。

ですので専門用語に慣れることが基本になります。

教材は、参考書でもYouTubeでもどちらでも良いです。

専門用語に慣れるにはとにかく量をこなせば大丈夫です。

初学者は最初戸惑いますが、全く問題ないです。

下記を3周すれば慣れます。

参考書(動画)→ 過去問 → 参考書(動画)

問題文に慣れる

これも専門用語に慣れることと一緒です。

宅建試験の問題文の言い回しは独特です。

法律用語は独特な言い回しなんです。

この解決法もシンプルです。

参考書(動画)→ 過去問 → 参考書(動画)

3周すれば慣れます。

ボクがおすすめする過去問の勉強方法は、答えを見ながら解いていくことです。

最初慣れるまではこの方法がおすすめです。

問題の理解を深める

専門用語や問題文に慣れたら、ようやく問題文を理解するステップに入ります。

理解を深めるには、問題の解説を何度も読むことです。

またYouTubeの動画でも解説していますので、何度も視聴することです。

なぜ理解を深めないとダメかというと、ひっかけ問題に引っ掛かるからです。

宅建試験はひねくれた問題が数問でます。

これに引っかかるようでは試験に合格できません。

ボクのおすすめの解説動画はBegood channelです。

東大出身の先生の解説がとても分かりやすいです。

周辺知識を深める

何度も言いますが、宅建試験は受験者の83%を落とす試験です。

落とすためには、過去問で出された問題以外を出さなければなりません。

その問題は過去問の周辺知識から出ます。

とはいえ、そんなことを全て覚えようとしたらキリがありません。

ましてはヤマを張って、雲をつかむような勉強もしたくありませんよね。

しかし攻略法はあります。

難易度の上がった宅建試験の攻略法

難易度が上がったからといっても攻略法はあります。

2つあるので、順序よく解説します。

1. 過去問を攻略

過去問は8割でます。

ですので過去問の勉強を軸にします。

分からない用語や意味は、都度、参考書や動画で調べます。

過去問の正解率が80%になるまでひたすら解きます。

ボクが独学で一発合格したときは過去問集を13周しました。

2. 周辺知識の攻略

過去問のベースができてから周辺知識を勉強します。

正確には、もうすでに過去問の解説で周辺知識を学習していますが、意識して解説の部分を深堀りしていくかたちです。

なぜならば、周辺知識は過去問題の解説にある内容だからです。

もちろんそこだけではないのですが、その解説内容を理解できれば合格点は取れます。

ポイント

解説文が何を言っているのかを理解できるようになることが、試験対策の大きな鍵になります。

難易度の上がった宅建試験で効率よく合格する講座

宅建試験は独学でも十分合格点はとれます。

しかし2022年度の試験を解いた見解として

市販の参考書・過去問集だけでは厳しいと感じました。

できれば、必要最低限で合格を目指せる通信講座が良いと思います。

なぜなら通信講座は試験対策されたノウハウがふんだんに詰まっているコスパの良い教材だからです。

決められた学習を行えば、自動的に合格へと導く学習になります。

下の3講座はおすすめです。

宅建通信講座おすすめ3講座

  1. 合格率 全国平均の3.50倍     アガルートアカデミー
  2. 合格率 全国平均の4.41倍     フォーサイト
  3. コスパで選ぶなら満足度92.2%  スタディング

まとめ

宅建士は国家資格の中ではやさしい方ですが、きちんと勉強しないと合格できません。

また試験対策が非常に重要な試験になります。

ボクは独学で人の倍以上勉強して合格しましたが、今思えば独学にこだわらず、通信講座を受講して効率的にやれば良かったと思っています。

興味がある方はぜひトライしてみましょう!

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