まなび

小学生が宿題しないとき親が取るべき行動とは!【簡単3つだけ】

宿題しない
・小学生の息子が宿題をしなくて困っちゃう?

・親はどうしたらいいの?

こんな悩みを解消します。

本記事の内容

宿題をしないときにするべき具体的な行動3つを解説

宿題をするようになるための親子関係を具体的に解説

思考する楽しさを教えてくれるおすすめ教材の紹介

僕は2人の小学生の子ども対して、迷わずこの行動しかしません。

効果は実証済みですので、ブレずにやっていただきたいです。

宿題をしないときに取るべき行動はこちらです。

親が取るべき行動3つ

1.きちんと褒める

2.小さなハードルをクリアさせる

3.寄り添いの姿勢を見せる

また宿題をやらせるには、親子関係がとっても大事ですのでこちらも念入りに書きました。

この記事を読めば、宿題をしないおこさんに対してのイライラは軽減されるでしょう。

 

【小学生】宿題しないとき親が取るべき行動3つ+1

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大前提として、小学生は積極的に宿題をしてくれないものです。

ただ、親御さんの行動によって変わってくる部分はあります。

僕の経験上、親御さんはブレずにこれだけを徹底していただければ大丈夫です。

プラスしたひとつは愛情をもってルールを作っていただければと思います。

宿題しないとき取るべき行動【その1】きちんと褒める

子どもにとって、親から褒められるということはとても重要なことです。

実際に、きちんと親から褒められて育った人とまったく親から褒められることなく育った人では大人になったときの精神面にかなりの違いが出てきます。

それくらい褒めるということは大切なのです。

もちろん、意味もなく褒める必要はありません。きちんと褒めるべきタイミングで褒めることが大事なのです。

例えば、普段はなかなか宿題をしてくれない小学生のお子さんが気まぐれでも宿題を始めてくれたときというのは、まさに褒めるタイミングです。

人間というのは、褒められるとやはり気分がいいものです。

宿題をするだけで褒めてもらえるのであれば……と宿題へのモチベーションを高めてくれるかもしれません。

言うまでもありませんが、褒めすぎると効果が半減してしまいますので注意しておきましょう。

また褒めた親御さんにもとてもいい効果があります。

脳生理学者で有名な有田秀穂氏は

「ほめることで脳内にオキシトシンが分泌される」と【脳の疲れがとれる生活術】という著書で書いています。

オキシトシンとは幸せホルモンと言われ、心が癒されたり、不安などを減少させるホルモンです。

ですので親子本来の関係ができれば結果的に、子供は学習意欲が上がり、親は愛情を与えたことによってオキシトシンの分泌が活発になるのです。

宿題しないとき取るべき行動【その2】小さなハードルをクリアさせる

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小学生に宿題をさせるといった話に限ったことではないのですが、何かしらの目標があるのであればその目標よりも小さいハードル、低いハードルからクリアさせるというのもポイントになってきます。

「できた!じゃあ次はこれ!」という感じでモチベーションややる気をアップさせるわけです。

小学生のお子さんが宿題をしてくれないという場合、とりあえず勉強机の掃除だけでもしてもらうようにしましょう。

もちろん、本当に勉強机の掃除だけで終わってしまう可能性もあるのですが、勉強机の掃除をして環境を整えることでそのまま宿題に取り掛かってくれる可能性も高まるのです。

勉強机に向かって、宿題をしてくれそうな雰囲気になったら単純な問題や簡単な問題から取り掛かってもらいましょう。

これもひとつの小さなハードルです。ここでひとつでも問題に取り掛かってくれれば、そのまま宿題をしてくれる可能性はさらに高まってきます。

地道な作業に思えるかもしれませんが、お子さんのモチベーションややる気を引き出すときこそ親御さんの腕の見せ所です。

宿題をさせるだけではなく、勉強以外のところでコツをつかんでおくと確実に役立ちます。

 

宿題しないとき取るべき行動【その3】寄り添いの姿勢を見せる

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親御さんはお子さんに対して寄り添いの姿勢を見せてあげてください。

「宿題をしなさい!」と口うるさく言うばかりで、宿題をしているときには見てもくれないし、わからないところがあっても一緒に考えてもくれないというのはやはり子どもにとってもつらい経験です。

仮に職場でそういう上司がいれば絶対に嫌なはずです。

親御さんはお子さんの宿題に興味を持つようにしてください。宿題を始めたのであれば褒めてあげればいいですし、わからないところがあるようなら一緒に考えてあげるべきです。

宿題しないとき取るべき行動【プラス1】ルールを作る

前提として愛情をもってルールを作って下さい。

・宿題が終ったら、テレビを見ていい

・宿題が終ったら、おやつを食べていい

こういったルールです。

効果があれば上手にルールを作ってみて下さい。

ちなみに逆効果になる場合があるので(うちは逆効果でした)、おこさんに合うか試してから実行して下さい。

小学生が宿題をする親子の関係

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小学生というのは遊びたい盛りですし、宿題をしなければいけないのはわかっていても遊びたいという欲求になかなか打ち勝てないものです。

ただ、中には親御さんのせいで宿題をしなくなっているケースもあります。

ここでは宿題をしない小学生にならないためにも、自分と照らしあわせて確認して下さい。

宿題をしない親子の関係【感情的になる】

最近では、お子さんとの距離感で悩む親御さんも多くなっています。

実は、その距離感のせいで小学生のお子さんが宿題をしなくなっている可能性もあります。

距離感と小学生の宿題というのは、まったくの別物のように思えかもしれませんが、ここが繋がっているケースは多いのです。

宿題をしないからあえて放置しているという親御さん、宿題をしないからあえて口うるさくしているという親御さん……実は、どちらも好ましくありません。

そうすることで、小学生のお子さんが余計に宿題をしなくなってしまうという悪循環に陥っているかもしれません。

宿題をする親子の関係【自然な距離感】

放任主義という親御さんもいるかもしれませんが、だからといってお子さんの宿題にまったく興味を持たないというのは好ましくありません。

なぜかというと、お子さんのモチベーションが下がってしまうからです

宿題にしても仕事にしても、一生懸命にやっているのに誰からも興味を持ってもらえないというのは悲しいものです。

普段やらないけどちょっとやってみたものの、親が全然気にしてくれない、といったことがあれば、しなければいけない宿題もする気がなくなってしまいます。

見てもらえない、興味を持ってもらえないというのは、精神的にかなりのダメージになります。

また子どもや大人に関係なく、人にはそれぞれのペースというものがあります。

それを尊重してもらえないことも、モチベーションの低下につながってくるのです。やろうと思っていたのに「やれ」と言われてやる気がなくなるというのも、同じようなものです。

大切なのは、適度に宿題をチェックするくらいの距離感です

距離感が遠すぎるのも近すぎるのもよくないです。親御さんが適度にチェックできて、なおかつお子さんの自主性を尊重できることが大切なことです。

小学生が宿題をしない本質

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お子さんが宿題をしない本質を知り、お子さんのスイッチを押してあげましょう。

小学生が宿題をしないのはめんどくさいから

まあ単純にそうですよね。

親御さん自身が小学生だったときの頃を思い出してみてください。

遠い昔のことで記憶がおぼろげになっている方もいるかもしれませんが、おそらく好き好んで宿題をしていたという方はほとんどいないはずです。

中には率先して宿題をして、一度も宿題を忘れたことがないという方もいるかもしれませんが、それは相当なレアケースですよね。

では、宿題もせずに小学生は何をしていたのでしょうか?それはズバリ、遊びです。

どのような遊びに興味を持つのかはそれぞれで違うでしょうが、小学生というのはとにかく遊びたい生き物でもあるのです。

10分や15分という短い時間でも、時間があれば遊ぼうとするものです。

小学生にとって、宿題というのは遊びとは対極にあるものであり、遊びを邪魔するような存在でもあるのです。

だからこそ、小学生は小学生で宿題を疎ましく思っていますし、宿題をせずに済むのであれば宿題をしないという選択肢を選びたいのです。

宿題も楽しめるものだと知ってもらうことが大切!

「先に宿題を済ませなさい」「宿題しなさい」「宿題は?」……こういった声かけをしている親御さんは多いかと思います。

宿題をしてほしくて、ついつい口うるさくなってしまうという自覚を持っている親御さんがほとんどでしょう。

ただ、こういった声かけが効果的に働くことはそうそうありません。

それならば、アプローチを変えてみましょう。

小学生は遊ぶことを通して、楽しみたいわけです。楽しいことであれば遊ぶこと以外にも興味を持ってくれます。

宿題も楽しめるものだと知ってもらうところから始めていきましょう。

実際に、勉強嫌いの子でも「これだけは楽しいから好き」というものがあるはずです。

思考する楽しさを味わえる教材2つ

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勉強は思考することです。

ですので、「思考する」ことがテレビや漫画といったものと同等に楽しければ、宿題もガンガンするでしょう。

小学生が宿題をするようになる本質は、「思考する」ことが楽しくなることです。

親御さんは上記で解説した方法でおこさんをサポートして上げて、本質の部分を育てることが最重要なんです。

最後に、今回は「思考する」ことが楽しくなる教材2つをご紹介します。

・思考することが楽しくなる「ナゾトキ学習」:まなびwith(公式ページ

・思考を強くする「良問」で学ぶ:Z会通信教育(公式ページ

まなびwithとZ会通信教育の基本情報

どちらも通信教育ですが、内容はまったく違います。

おこさんに「思考する」楽しさを教えたい方は、資料請求などをして内容を確認してから申込んでみて下さい。

基本情報

まなびwithZ会
対 象小学1~6年小学1~6年
月額料金(税込)3,378円~3,927円~
コース基本コース通常コース

タブレットコース

中学受験コース

特 徴教科書ごとに3つの力がつくように設計されている

「思考力」を伸ばす独自の学習法

しっかりしたカリキュラムがある

ナゾトキ学習で学習に取り組む意欲が向上

豊富なコースで自分にあった学習ができる

プログラミング学習がある

 

中学受験に特化した学習がある

みらい体験学習がある

※まなびwithの3つの力とは「考える力」「ひらめく力」「伝える力」

 

まとめ

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今回は宿題をしない小学生と親御さんについて実体験をもとに考えをまとめてみました。

かなり本質をとらえた内容になったかと思います。

まずはおこさんといい距離感をとることを意識して、発言や行動してみて下さい。

確実に今と雰囲気が変わってきますから。

 

思考が楽しくなる教材です。

・思考することが楽しくなる「ナゾトキ学習」:まなびwith(公式ページ

・思考を強くする「良問」で学ぶ:Z会通信教育(公式ページ